子どもたちの魅力をピックアップ☆
- Admin
- 4月28日
- 読了時間: 3分

こんにちは、ぴっくの坂上です。
ぴっくでは子どもたちが活動中に作った作品を写真に撮り、事業所内に飾っています。
この取り組みは、子どもたち一人ひとりの「個性」や「特性」を大切にしたいという想いから始めました。
作品にあらわれる個性と特性
子どもたちが描いた絵や作った作品には、それぞれの個性があらわれます。
ある子は色使いが大胆で元気な作品を作り、別の子は細やかな作業が得意で緻密な作品を仕上げることがあります。活動を通じて、それぞれの得意なことや好きなことが自然と見えてきます。
『これ、僕が作ったんだよ!』
『すごいのできた!』
作品を飾ることで、子どもたち自身が自分のアイデアや表現を肯定的に捉えられるようになり、他の子どもたちやスタッフとの会話も広がっています。
自己肯定感を育む
ぴっくでは、この取り組みを通じて子どもたちの自己肯定感を高めたいと考えています。
普段の生活の中では、つい「できないこと」や「苦手なこと」に目が向けられがちです。
しかし、私たちが本当に注目すべきなのは、「その子が持つ良いところ」や「輝いている部分」です。
例えば、
・積み木やブロックで独創的な建物を作った子
・細かい模様を描くのが得意な子
・粘土でかわいらしい果物を作れる子
・たくさんの色を使って自分だけのデザインを描ける子
こうした「得意なこと」や「できたこと」を見つけてあげることで、子どもたちは「自分にも良いところがある」と自信をもてるようになります。
過去の自分との比較で成長を感じる
作品を飾ることで、子どもたちは「他の人と比べるのではなく、過去の自分と比べる」という視点を自然と持つことができます。
例えば、初めはうまく描けなかった絵が少しずつカラフルになり、細かい工夫が増えていく様子を目にすることで、自分の成長を実感しやすくなります。
「最初は苦戦していたけど、こんなにできるようになった!」
「前回よりもっと頑張った自分がいる!」
このように過去の自分を振り返り、成長を感じる経験により自己肯定感がさらに高まります。
得意を伸ばすと苦手も変わる
ぴっくでは、良いところを伸ばすことが、結果的に苦手なことにも良い影響を与えると考えています。
例えば、何かに夢中になれる体験が増えると、その子の集中力が養われ、苦手な課題にも少しずつ向き合えるようになります。また、作品を飾る事で達成感を味わうと、他のことにも挑戦する意欲が湧いてきます。
子どもたちには、そんな力が秘められています。
その力を引き出すために、ぴっくではこれからも「できること」に目を向けて支援をしていきたいと思います。
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